曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

楽しくはあります。

現在教えている教室が3階と4階なので、
連続授業だと一回階段を下りて職員室へ帰って準備してもう一回階段を上る、
それが私トロいので間に合わせるのがなかなかに大変である。
その間にトイレに行こうなんて目論んでるともちろんもっと大変である。
それなのに一つ目の授業を終えて急いで教卓の上を片づけていると質問があったりするのである。
「あの僕一つふっと思っただけなんですけど、」
「え、なになになになに?」(←急いでいる)
「尊敬の助動詞はあるのに、なんで謙譲の助動詞はないんでしょう…。」
なるほどそう来ますか。
考えたこともなかったけどおもしろい話なのでバタバタ片づけながらああじゃないかなこうじゃないかななんていろいろ答えて、
「なるほど・・・。」
「それじゃね!!」
と教室を飛び出す。
職員室に入ろうとすると、
さっきのクラスの生徒が言いつけておいた問題集の束を職員室から運び出しているところに遭遇した。
「ああありがとうね!」
「あの、先生。」
「ハイなんでしょう!!」(←急いでいる)
「さっきの『奉らせ』なんですけど、一語である可能性はないんでしょうか。」
なるほどそう来ますか。
ええっとねそうだねだからねああでもないこうでもないちょっと待ってね後で考えておくねなどと答えて、
「それじゃね!」
と自分の机に戻って教材を置いてトイレに向かう。
走りながら、ああなんだ、ああなんだから絶対一語はないんじゃん!と気づく。後で言っとこう。
無事トイレに行って職員室の机から次時の教材を抱えて4階まで上って行ってあああ~チャイムが~。

授業の初めはそんなわけで私ぜーぜー言ってます。