曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

「二度と怒らないよ」2

みなさま「IDECOは60歳まで引き出せませんから気をつけましょう」とは聞いたことがあるでしょう。

 

さて私は61歳なので大丈夫、さあそろそろ解約しましょうと思って、

先日当該金融機関に電話をしてみました。

するとなんと「それは10年以上預けた方で、お客様は5年しか預けていらっしゃらないので63歳まで出せません」などとおっしゃる。

 

え、

でも公務員のIDECOが始まったのって5年前だよ。どうやって10年預けた人になるの?

5年前に当該金融機関が学校に来て放課後説明会を開いてその時も「60歳まで出せませんので気をつけましょう」って言ってましたよ。

「60歳すぐやん」って思ったから覚えている。

 

「お客様との会話は品質向上のため録音させていただいております」

とのことですが、

オペレーターの女性が、

「そのようなご理解でご契約いただいて」

と言うのを遮って、

「そのようにご理解してないから申し上げてるんですよね?」

などといささか気色ばんで返答させていただきました。

でもまあ話していてどうなるものでもないので、

「わかりました、またご連絡するかもしれません」

と言って切ろうとする電話の向こうで、

「またご契約の向きございましたらどうぞご連絡ください」

などと声をかけてくる女性オペレーター、なかなか大人な対応でした。

 

電話を切った後で、

国民年金に加入していたらまたお預入れ可能です」などと言っていたのを思い出し、

翌日また考え直して再度電話してみました。

「お客様との会話は品質向上のため録音させていただいております」

はいはいわかりました。

今度は男性オペレーターが出て来ましたがこちらが事情を話したその途中で、

なんと先方から国民年金の説明が始まってしまいました。

国民年金というのは20歳から60歳までの40年間、国民が全員加入しなければならないもので、40年間つまり月にして480か月すべて支払うものなのですが、中には払っていない期間がおありの方もいらっしゃいまして」

「あー、大学行ったりしてたらね。そうなりますよね。」

「え?」

続いてこちらの事情を縷々説明するとなんだか微笑みを含んだ声で、

「さあー、こちらではそちらさまの事情はわかりかねますねえ、」

などと言うのでこりゃ埒が開かんワイと遮って、

「ああわかっていただかなくてけっこうです。またご連絡するかもしれません。」

と言って電話を切った。

 

私、先日来、「二度と激怒しない」と決めておりますことですし、

こう見えてかなり説明が下手なもんだから伝わらない部分もあったんでしょう、

当該金融機関はこの件だけしかおつきあいがないので本当は解約して他行にまとめたかったんだけれどももういっかーと思って忘れかけていた数日後、

スマホに知らない番号から着信がありました。

折り返すと、

当該金融機関、

5年前学校に説明に来られた方からの渾身のお詫びのお電話でした。

いやいやそこまで謝られるとかえって恐縮、と思うくらいでしたので、

この方はある意味仕事のおできになる方なのかもしれません。

結局新担当が今度出向いてくださるということになりましたよ。

 

なんですかね、

やっぱり録音されていてその内容が問題になったんですかね。