曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

苔の袂よ。

ぼんやりしている間に2年生が修学旅行に行って、
それから帰って来て、
帰って来たところで21日は1年生の長ゼリ大会を実施した。
もちろん私は観客としてのみ参加。
1年生の上達には驚かされたし、
やる気満々の「ヤンキー」が1年生に混じって発表したというのもとてもいい。
「人生は人前でバイオリンを弾きながら上達していくようなものだ」とは言うけれど、
できれば必要以上に恥をかきたくないと普通は思うものだろう。
ところがあいつは自ら進んで恥をかきに行くんだな。
問題児だけどそういうところエライと思う。
 
さて考査が発表された。
明ければすぐに「チェンジ・ザ・ワールド」を全校生徒に見せる。
そんなわけで、
昨日は本当に久しぶりに真面目に練習に参加して演出らしきこともやってみた。
考えてみればきちんと練習に参加したのは本年度に入ってから初めてだったんじゃないだろうか。
ずいぶん長い間放っておいて気づけばあんなにかわいがってきた3年生の引退も間近な6月の終わり。
 
鴻上尚史さんから、
人生は長いのだからゆっくり休んでまたがんばりましょうという言葉をいただいた。
人生は長いと言われて意外に思った自分に驚いた。
私は何かこのようにいろいろあった間に自分の少しは若かった時代がきれいに終わって行って、
後は先細りで残り時間は短いようになんとなく認識するようになっていたようなのだった。
もし長いと考えることができれば、
取り返しがつかないとばかり考えなくてよいかもしれない。
私は自分に成長やら改善やらをまだ望むことができるかもしれない。