曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

ワールドがちょっとチェンジ。

昨日の「チェンジ・ザ・ワールド」は大成功だった。
芝居のクオリティも高かったと思うけど、
全校生徒や先生方に観てもらえて感動してもらえたということは部員にも私にも本当に大きな出来事だった。
きちんとしたホールで全校生徒に芝居を見せるのは、
実は15年もいてこれが初めて。
ホールのキャパの関係上、
午前午後の2回公演という強行軍で行った。
午前中は2、3年生対象、午後は1年生対象。
一言で言えば、
午前中の客は騒がしすぎ、
午後の客は静かすぎた。
でも午前の客も中盤からは静まりかえり、
午後の客も途中でどっと笑ってくれた。
特に2、3年生はその後の人権集会でも自主的に挙手してとつとつと感想を発表してくれた。
「演劇部がすごいとは聞いていたけどまさかここまでとは」みたいなことを何人も言ってくれたし、
泣いている生徒、人権について真剣に話す生徒、
また教室に帰って感想文を書く時は、
とあるクラスの男子生徒が「これって何行書いたらええん?」と例によって担任に聞いてきたのだそうだけど、
「おまえあんだけの劇見てそれ言うか?」と他の男子生徒が注意してくれたりしたらしい。
そんな話を今朝担任から聞くとイヤなことも忘れるほどうれしい。
予算の出所がないとかで小道具代さえもらえなかったけど、
百万円出してプロの劇団呼ぶりずっとよかったのじゃないかしらん。
 
さて一番褒められたのはもちろん主役のヤンキーである。
今日は何十人の人から声をかけられたかわからない、
すれちがう生徒がみんな二度見するし、
握手を求められたり、
クラスマッチのサッカーでは(全く活躍しなかったにもかかわらず)走っているだけで下級生から黄色い声援を受けた、
同級生も先生方もこぞって褒めてくれた、
あんまりうれしくて体調を崩していたけどすっかり治った、
のだそうです。
景気のいい話を聞くとうれしさもいやますというものだ。
 
石原先生、私たちがんばりました。