曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

演劇部記念公演「お家に帰ろう」終了!

例年3月の公演を2月にやるのでかなり心配していたのですが、
心配していつもよりハデ目にPRをしたせいかはたまた全校生徒に人権劇を観せた成果か、
例年よりも明らかに観客の多い公演となりました。
誠にありがとうございました。
 
さて駐車場もいっぱいだし、
ホールは2階席までよく埋まっていて、
開演5分前にキャストを激励して客席に身を沈めた後で、
もう一度席を立って舞台まで。
「客席埋まってます。『張るか』『張らないか』と言ったら『張る』で。」
というわけで声を張らせての上演だった。
四国の会場が小さかったので今回の公演に向けて練習から大きくさせていたのをさらに張らせたわけであるが、
暖房の音やら観客の服に吸われるやらで、
張って普通の響きである。
いい勉強させてもらいます。
芝居はよかった。
力をつけた役者は舞台の上で楽に動けるようになるものだが、
その中でヤンキーはまさに自由だった。
部長Mも本当にうまくなった。
主役だった。
「彼女の」話だった。
いやみんなよかった。
 
さて芝居が終わるとキャストはお客さんからお褒めの言葉をいただくし、
一緒に写真を撮ってください、とか、
ライオンズさんとの記念撮影、
遠方からお越しのお客様とは別室で座談会、
やっぱりライトを浴びるからひっぱりだこになるのであるが、
その陰でスタッフは、
すぐに舞台の片づけ、
音響・照明のコードを巻いて、
大道具小道具をトラックに積み込み、
客席・楽屋・ロビーの掃除、
こんなこと、
どれだけの高校生が文句を言わずにできるだろう。
誇りを持って裏の仕事に勤しむ彼らをまた誇りに思う。
本当に感謝している。
 
また3年生が前日のリハから久しぶりに集まって、
忙しいだろうにそれは楽しげに手伝ってくれた。
「すでに合格しているチーム」に至っては、
ポスター、プログラム、立て看板、
「すべての力を部活に注ぎ込んで」くれた。
中でも元部長Rは本当に楽しそうに部活に「復帰」して、
リハもみんなと一緒に9時から9時まで参加した。
イラストはすべて彼女の作品だ。
全部宝物だ。
 
ああなんて恵まれているんだろうか。
こんなメンバーと創った芝居を、
こんなに多くの人に観ていただいて。
いろんな思いは胸の中に渦巻きましたが、
とりあえず昨日はバタンキューと寝てしまいましたんでした。
みなさま本当にありがとうございました。
 
東日本大震災義捐金、63703円、ご協力本当にありがとうございました。