曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

コーヒーメーカーあれこれ。

ここ10年ほど手で淹れていたと書きましたが、
その前20年ほどは普通にコーヒーメーカーでした。
長いこと毎朝コーヒー飲んでたんです。
テレビの部屋の住人がいて、
パン食が好きだったからね。
今回買ったのはメリタの2、3千円くらいのものなんですが、
前使ってたのは確か2、3万円とかそんな感じだった。
どこのメーカーだったか覚えてないけど通販生活で誰かがすごいうんちく垂れて褒めてたのでほいほい買った。
そのポット部分がステンレスだったので、
記念館で校内公演やる時小道具として持ち出したんだった。
(今ちょっとあんなものどうやって運んだんだって思ったけどあの頃はフツーに車通勤だったんだった。)
芝居中たとえばウェイトレスが客にコーヒーのおかわりを注ぐときとか、
ガラスポットだと中身が見えてしまうのできちんとカップに一杯分注がなければ気になるし、
そうなると役者は芝居中に本当にコーヒーを飲まなければならなくなるし、
生徒というのは意外と子どもでコーヒーが飲めなかったり、
またあるきっかけからあるきっかけまでの間にそのコーヒーをカップに一杯分(ある時はセリフをしゃべりながら)きちんと飲み切らなければならなくなったりするから(これわかる人にはわかると思うけど本当にけっこう大変)、
そんなわけで、
意外と中身の見えないステンレスポットが大変役に立つんである。
なんだかそんな芝居を何本か打った。
そんな間になんでだったかそのコーヒーメーカーには見切りをつけて、
新しいコーヒーメーカーを買ったりもしたんだった。
それは豆を挽くのとドリップするのとどちらもできるタイプのマシンだったけど、
ステンレスポットだったので結局それも芝居で記念館に持って行った。
いや、ポットだけを持って行ったんだったかな。
それが「くじらホテル」だったんだったかな。
そしてそのコーヒーメーカーは引っ越しの時に捨ててしまったんだったかな。
それからコーヒーは手で淹れていたんだ。
それを「10年」とかほいほい書いてしまうそれくらいの時が流れたということなのかなあ。
くらくらします。
コーヒーのせいですね。