曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

見送る夏 20分バージョン

越智君の「見送る夏」が次の高校演劇セレクションに載る。
これはもともと部内公演用に20分で書いたのを、
4、5年前に四国演劇祭用に60分に書き直してくれたものだ。

あさって、部内公演(部員内発表会)をやる。
「スタッフ発表会」と銘打ったそれは、
大会時スタッフとして働いていた部員のうち、希望者がキャストになって一芝居打つのである。

実は今日ほとんど初めてその演出に入ったのだが、
びっくりした。
うまい。
いや、拙いんだが、存在感がある。そして「やらされてる感」がない。
20分間十分楽しめるものができそうだ。
これなら校内公演にしてもよかったかな、とか思う。
演目は、「見送る夏」。
何にも起こらないんだけど、
何にも起こってくれない(取り返しがつかない)からこそ泣けてくる。
20分ものだから、セレクションのものよりさらにサラリとしています。