国立劇場のビデオを観終わってF田(ミナト)が言う。
「ここはちょっとこうやから次はこうしよう、とかつい思いながら観てしまう、でも、あ、次、ないやんって。」
そうだね、もう二度と「きょうは塾に行くふりをして」を演じることはない。
こんなふうに一番大きく熱くなったところでブツリと終わる、
最初に国立に行った年は本当に上演が終わって翌日に青春舞台の収録が終わるまで気づかなかったくらいなんだ。
でも芝居っていつもそうなのかもしれない。
熱い練習のいずれかの時点で本番が来てそして終わる。
来週から部活が再開するので、
たぶんまたヘトヘトの日々が始まってブログの更新はできないんじゃないかな。(1学期と夏休みは全国・国立の練習でホントにヘトヘトヘトだった。)
この夏の体験は強烈で濃密で、
だけどいつか忘れてしまう。
少しでも書き残しておけるといいなと思うんだ。