曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

県大会バナシはぽつりぽつりと続く。

県大会のビデオを観る。
面白いではないか。

四国大会は高知県立美術館が会場だそうで、
嵯峨先生の電話によると、
客席390の小ささだそうだ。
ちょっとびっくり。

県が終わったこの週から、
いきなり中四国演劇フェスの打ち合わせが佳境に入る。
それまで県のことしか考えてなかったからしかたない。
高校演劇の出場はウチだけで、
私が何も知らないできないために、
例によってはなはだご迷惑をおかけしているようなカンジです。
まことに申し訳ないです。

さて、県大会、上演当日の朝は、
キャストは5時半起きの6時玄関口集合、
山を少し下りた駐車場まで移動するうちにだんだん夜も白んできた。
空が少し紫色になって、みんな明けの明星を飛行機だ飛行機だと騒いでいた。
雲が流れるから、本当に飛んでいるようにも見えたのだ、あの星は。
「夜が明けていくね。」
「犬猫」の中にある、そんなセリフそのままの空だった。

私はとても寒くて寒くて、
たくさん着こんでいたんだけれど、
柔軟のあと、みんなが発声している間、
あったまるまで走ろうと思って、
山を切り開いて作られた広い広い駐車場を外に向かって駆け出して行った。
どこまで走ってもあたたまらないので、
どこまでも走って行った。
発声の最後の方に帰ってきた。
越智君が、
「遠くまで走ってましたね。」
と言った。
あったまらないのに、息だけ上がっていました。