曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

ウチのスタッフ。

県大会まで2週間だが、
百周年記念文化祭の準備やらあって、
これから特に、放課後の練習がままならない。
なんとかこの三日間で芝居に目途をつけたいもの。

けれども生徒もここまででかなり休みのない状態が続いていて、
今日など昼休みはキャスト全員眠り込んでいた。

それにしてもスタッフは本当に機嫌よく次から次へと地道な作業をしてくれている。
百周年に出す10年分のトロフィやら楯やらを掘り起こして雑巾で拭いて、
演目やら表彰やらを画用紙に表にしたりするのだが、
「やってくれる人!」と声をかけると、
「はいはいはいはい!!」とわれ先に挙手して楽しそうに作業する。
この美質はひょっとして川之江の生徒に特有なものではないか。
とにかく驚くほど他人のために時間を使うことを厭わない連中が集まっている。
5日の打ち合わせの準備も着々と進めているようだ。
今年は特にこちらの気づかないことを自分たちで考えて動くことが多い。
彼らのおかげで安心してキャストの相手をしていられるのだと思う。