今は一人だけど、
きちんと料理をして食べる。
掃除も洗濯も食器洗いもちゃんと時間を取って済ませる。
こんなこときちんとしてないと、
結局自分の心と体がダメージを受けてしまう。
風邪も引いているしテストを作る気が本当に起こらなくて、
作らなきゃとか言いながら放課後本などめくっていると、
「本なんて読んでていいんですか！」
と隣のＨ先生（女性・年下）がおっそろしく恐い声を作って責めてきた。
「もうあとちょっとだから。」
とか言いながら最後数ページを読んで本を閉じるとなんとかテスト作りに戻った。
さてしばらく作って疲れたので、
「あーあ、もう帰ろうかなあ。」と伸びをすると、
「帰って本当にやるんですか！」
と隣のＨ先生がまたおっそろしく恐い声で責めてくる。
「あの、なんでさっきからそんな恐いんですか？」と聞くと周囲爆笑、
Ｈ先生も笑って、
「だって、強くあってほしいから。」
なんて言う。
本当に、
テスト作りが遅れるところなんてこの年になってから見せたことはなかった。
笑って「しかたないなあ。」とか言いながらまたテストを作り始めたけど、
実は不意に泣きそうになって困ったのだ。
今日で演劇部員のインフルエンザ欠席は６人になった。
午前中にもう一人早退したのでひょっとすると明日は７人になるかもしれない。
とすると、なんと半数がインフルエンザですよ。
だいじょうぶかこの部活。
