曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

光をまとう者たち。

あれは2001年の夏、

福岡全国大会の会場にて大会前日、 

永嶋会長(当時)にお会いした。

前年度最優秀であったためか私のことを覚えておいでで声をかけてくださったのだが、

私はそのとき「七人の部長」の「剣道部長」を連れていた。(前年度「ホット・チョコレート」の「リカ」である。)

「これが今回の主役でして。」と紹介すると、

「これは、・・・すごい生徒ですね。」と息を飲んでおられるふうである。

振り返ると彼女はにっこり微笑んでいた。

 

さて今年の7月、

とある放課後、演劇部の卒業アルバム写真を撮るために、

写真館の方が視聴覚室(練習場所)に現れた。

全員で大道具のホワイトボックスに座って四国大会の楯やら賞状やらを持ってポーズを取って「ハイ、チーズ!」。

カシャカシャカシャ!

一発オーケー、しかも開始予定の1分前に終了したので、

「すごい、1分前に終わりましたね! 早い!」と声をかけると、

「早い! のもそうなんですけど、なんか、なんかすごい。」

「え、何がですか?」

「なんかすごいですこの人たち。なんか。」

写真館さんはしきりに首をひねりながら視聴覚室を後にされた。

彼ら「きょうは塾に行くふりをして」のメンバーは、

「ありがとうございましたー!!」と声をそろえて見送っていた。

 

そんなことってあるんですよ。

私、何度か居合わせたことがあるんです。