曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

米原万里カムバック!

午前中、指導訪問。
私も出突っ張りで、
朝に提出された生徒の小論文を読む時間がゼロである。

午後からは、さる芸能人による文化講演会。
放課後指導を受けに来る生徒のことを思えば講演どころではないのだが、
学校行事にそうも言っていられないので、
すべての仕事をなげうって体育館へ行く。
実は何年か前、米原万里さんのお話が聞けたので、
ひょっとするといいお話かもしれないとは少し期待もしていたのである。

全く無駄な2時間だった。
生徒の質疑応答も御粗末だった。
御粗末なくせに不思議なことにみんなが質問したがって予定時間もオーバーした。
悲しくなった。
短時間で文章を読む自信はあるが、ゼロ時間では不可能だ。
何と言われようとどこかに籠もって小論文の添削をするべきだった。
済んだことを悔やんでも詮がないとわかっていても、
溜息と、後悔と、これから成し遂げる仕事量への恐怖とに襲われる。
講演を聴きながら、実際、こわい、と思った。
そう思ってから今までとにかくやるべきことをし続けている。
このパソを切ってからもし続ける。
寝て起きてからもし続けると思う。