曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

あの頃を思い出すと。

昔の文章を載せたので、
あの頃を思い出してみると、
「ホット・チョコレート」で全国最優秀を受賞したとき、
各方面から「ビギナーズラック」「偶然」「巧まざる演技」「未熟だが心を打つ」などの評をいただいた。
だが私はあの演技を「偶然」とは思っていなかった。
「自然」ではなく「人工」なのだと確信していた。
そういう意識的な働きがなければ自然な演技はできないだろうと。

今にして思う。
あれはもちろん私たちの作為によって創られた。
けれどやっぱり「偶然」の要素は大きかったのだと思う。
傲慢になるまいとどんなに心したかしれないが、
やはり傲慢だったと思う。

でも「傲慢」ということも、私はそう嫌いではないよ。