曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

春から初夏へ。

硬い表情で入学時期を過ごしていた1年生が、
廊下で挨拶をしてくるようになる。
あどけない、人懐っこい、その笑顔を、
惜しげなく私にほころばせるようになる。
毎日授業に通っていて4月も下旬に入ってくると。

この人は知っている人、
そして多分いい人、
そんなふうに分類し終わったんだろう、彼らの幼い頭の中で。

教員生活も長いので、
自分が教員をやっていくのに十分なほどには生徒から好かれるとわかっている。
なるべく厳しく接する。
1ヶ月ほどの様子見の後、
結局今年も好かれたんだろう。

厳しい顔をしていても私が彼らを好きでたまらない(時がある)ということも、
そのうち彼らは知ってしまうんだろうよ。