曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

自慢。

私には着込んでいるとなぜかどうしても人にそれを自慢したくなるという悪い癖がある。
「何枚着てるか自分でもわかんないんですよー、
 タートルTシャツー、タートルカットソー、タートルセーター、
 それからジャケットー、スポーツジャケットー、中綿入りジャケットー、あ、6枚かー。」
みたいなことをどうしてもよく説明してしまう。
そうすると多分みなさんどう反応していいのかわからないのでしょう、
「えー、そんなに着てるふうには見えませんよー、どんだけ細いんですかー。」
という流れになることが多くてアレレと思う。
いやそう言ってもらいたかったハズではなかったハズだが、とか思う。

これはいつだったか柴門ふみ氏が書いてたんだけど、
「自慢」というのは自分にとって素晴らしいことを他人に披露したくなるもののことであって、
たとえば多忙な柴門氏にとっては「よく寝ること」が自分にとって最も素晴らしいことなので、
「私昨日8時間寝たのよー!」というようなことをよく「自慢」してしまう、
しかしそれは他人にとってはあまり素晴らしいことではないようで反応がイマイチ、
みたいなエッセイであった。
まさにそれ。
私にとって素晴らしいのは暖かいこと、
そう、私はこの寒風吹きすさぶ中を他人よりもズルして暖かく過ごしているであろうことが自慢でたまらないのであります。

それでですねー、
今年はもんのすごく長くて暖かいレッグウォーマーみつけましてねー、
膝上20~30センチくらいまであるわけですよー、
スパッツ(レギンス?)の上からこれ履いてると(あ、このスパッツも、通販生活で買った「発熱スパッツ」なんですからねー)、
短い間なら膝掛けなしで座ってられるくらいあったかいんですよー、
と、これを誰かに言いたくてたまらない。
いやもう二人ほどに言ったけど。
反応はやはりイマイチ。
えいここにも書いてやれ。