曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

ウチの演劇部2008あれこれ。

記念館を壊すのにもお金がかかるらしくて、
「新」記念館はできたんだが、
まだ私たちは「旧」記念館で練習している。
晴れた日は、
南側の天井まである背の高い窓五つから、
それぞれさんさんと冬の日が床に伸びてきて、
休み時間には部員みんながその中に納まる。

帰りのバスの中で部長が泣きながら言った。
「前日のミーティングで先生が帰った後、
 みんなが「全国に行きたい」と言うのを、Kさん(元部長)が、
 『全国に行きたいと思って演じている芝居を誰が観たいと思うだろう。』
 と言ってくれたのが本番中の大きな支えになりました。」
すげぇな、K、ベテランの意見だね!と越智が合いの手を入れると、当の元部長、
「去年の四国大会で先生が言ってくれたんです。」
とかやっぱり泣きながら話してくれる。
あれ、なんかめちゃくちゃ共感できるなと思ったら自分の意見だったのか。
そして自分も覚えてないような言葉を覚えていてくれるのか。

3年は2年を盛り立てるよう一歩引きながら、
それでも強力な力で練習を牽引してくれた。
2年はいつの間にかうまくなった。気がつくとずいぶん大人になっていた。
1年は、えっと、9人もいて、よくぞ一人も辞めなかった。(まあ力はこれからつけていこうな。)
私はいい部を創るとか目標にしてたけど、
脚本のこともあって去年や一昨年より練習に顔を出せなかったかもしれない。
だから勝手にいい部になってくれたのかもしれない。