曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

穏やかな別れ。

昨日は卒業式で、
ウチの部長が部活動の功労賞代表で賞状を取りに壇上に上がった。
やっぱり顧問としても嬉しいし、
後輩も誇らしいと思う。
よかったよかった。
あと副部長は成績優秀にて校長賞をもらっていた。
これも嬉しい。

式が終わると恒例、演劇部のお別れ会。
ウチのお別れ会の「出し物」は、
なぜだか後輩じゃなくて卒業生がやることになっている。
毎年1,2年が考査発表で練習できなくなるのと入れ替わりに、
記念館には3年生がひっそりと現れてプチ芝居等準備するのだ。
今年は「演劇部卒業式」といった趣向の芝居もどき(本人たち談)で、
音響効果に卒業式で流すのと同じ曲目を、
また本物の卒業式の進行の体育の先生に頼んで司会の声を録音させてもらっての模擬式だった。
「ただいまより第61回川之江高校演劇部卒業式を挙行いたします。」とかね。
本物のように記念品贈呈式まであって、
「ホッチキス、右品目卒業記念品として贈呈します。」
とか言ってるし、
卒業生5人が全員答辞を読むのであった。
「とまる」も「ゆく」も大泣きである。
で、泣きの涙で別れても、
3月末の記念公演まではみんなフツーに演劇部員。

でもこうやってゆっくりとお別れの状態に慣れていって、
いつしかふと気がつくと本当にいなくなっているんだね。
そんなふうでもいいだろう。
人生ってそんなふうだものね。