曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

どっちが恥ずかしいか。

ペンネームというものを恥ずかしいとは思っている。
ステキであればあるほど恥ずかしいとも思っている。
後はもう「曽我部マコト」がステキでないことを祈るばかりであるが、
なんでペンネームなんて使い始めたかと言うと、
それはもう芝居を発表するとき自分が書いたことがバレるのが恥ずかしくてたまらなかったからである。
なんでこの名前かと言うと、
言い訳がましいようですが、
最初に書いた作品の主人公の友だちの名前が「曽我部のばあちゃん」の家に越して来た「マコトさん」であったのを取ったのであって深い意味は全然なかった。

さて先日郵便屋さんが上演許可願を持って来たのだが、
何の加減か「曽我部マコトさんご本人でないと渡せません。」と言い張るのでしどろもどろになった。
「本人なんです。」
「え?」
「いや、本人なんです。」
「え?」
「あの、これは私で、あの、ですからこの名前は、あの、ペンネームで…。」
「ほおおおおおお!へえええええ!『ペンネーム』ですか!『ペンネーム』ねえ!!」

…どこで間違ってこんな恥ずかしいことに?