曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

永遠に続きそうなこのゆるさ。

この芝居、
5時か6時に一応解散して、
主要キャストだけを残して練習するということが多いので、
1年男子Dは友達のKを残して先に帰る。
その去り際に「滑舌という名のハードルを越えて来ます」という名言が生まれたわけだが、
以来お調子者のKはDの帰りに必ず「名言」を要求し、
真面目なDは一生懸命それに答えようとするのだが、
いかんせん真面目なだけにいつもあんまり面白くない。
今日も今日とてDの去り際をKがつかまえる。
「D、今日の名言は?」
するとD、
「今日はない。強いて言えば、『頑張れよ』かな?」
そう言って戸を閉めた。
これはよかった。
練習はもう明日一日だ。