曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

現在私の労力はこんなところに注がれています。

生徒の志望理由書を添削している。

去年は医者になりたくなったり歯医者になりたくなったり獣医になりたくなったり看護師になりたくなったり理学療法士や物理や数学やコンピュータの研究をしたくなったりしていたが、
今年は国立文系なので、圧倒的に教員養成系が多い。

今日は朝から保育士になりたくなったり障害児教育に携わりたくなったり小学校の先生になりたくなったり英語の先生になりたくなったりしている。
子どもを好きでないので保育士になりたい人の気持ちとか、実はよくわかっていない。
英語は好きだったけれどわざわざ英語の教員になる人の気持ちもよくわからない。
(でも医者になりたい人の気持ちよりは理解できる。)

生涯を賭した勝負だというのに生徒の志望理由書にはなんだか自分の事だという切迫感やら意欲やらがまるで感じられない。
だから面接をして、
この時どう思っていたの、とか、どうしてこう思うようになったの、とか、どんな先生になりたいの、とか聞いて材料をほじくりだす。
それから文面を書き直させる。
この作業が何回も必要な生徒もいる。
仕上げにまとめ直してやる。

まとめ直して読ませると、
ちょっと泣きそうです、とか言う生徒もいる。
自分のことだろうに、最初からそう書けよ。
少しは感動的になったでしょう。
私だってそれ、ちょちょいとやってるんじゃないからね。

なんでこんなことやってんだ。
数多すぎ。
持って来るの遅すぎ。
合格してね。