曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

お母さんとお父さんのこと。

母親と電話で話した。
お父さんはもう体も焼かれてないようになってしもうたのに、
と話の切れ目に何度か言う。
ので聞き返した。
 
ないようになってしもうたのに?
そうよ、もうおらんのに話すというか、夜はなあ、
ああ、夢に出てくるの?
夢というか、おる気がして、
ああ、何十年も一緒におったけんそれはねえ、
そうよ、夜中も遅まで起きとるけん、ほんでも、ああ、もう焼かれたんやった、思うて、おるわけないわい、思うて、
ああ、そっかー。
 
どうも話している模様である。
それは、
本当にいるのかもしれないなあ。
いるということがどういうことかというと、
だってそういうことだもんなあ。