曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

いやこんなことが書きたかったんじゃなくて。

さて何から書こう。

昨日目を覚ますと起き上がる馬力がない。
毎回この「とてつもなくだるい感じ」を全くうまく言い表すことができない。
ただ涙が流れてきて「しまった遺言を書いておくべきだった」と思う、
一方で「いやじっと待っていればなんとか立ち直れるんじゃないか」とも思う、
しかしどんな姿勢を取っても楽にならない、遺言遺言、
いやそんなことはどうでもいいんだ、
いずれ今朝はこうして元気にパソコンの前に座っていられるんだから。

前夜部活を終えて職員室の自分の席でなにか呆然としていると、
隣の新採S藤先生(♂)が、
「『れ給ふられ給ふのるは受身か自発』ってなんでそう決まっちゃうんでしょうね。」
と話しかけてきたので、
「『れ給ふられ給ふのるは受身か自発』って、なんでそう決まっちゃうんでしょう、」
と言ったあと何か答えようとしながら机の上に頭を載せてしまった。
「あれ?先生?調子悪いんですか!?」
と言われて気づいた、これ調子悪いぞ。
「帰ります。」
「そうしてください。このプリントは印刷しときます。」
で、タクシーで帰った。
金曜の夜でなかなかタクシーが来てくれなかった。
無事たどり着いた。
食欲が落ちている。
だるいと食べられないのだが食べないとガクンと体力が落ちる。

そもそもなぜ部活を終えて呆然としていたかと言うと、
それはその日校内公演をしたからだ。
もっと言えばその前々日も別演目の校内公演をしていたからだ。
当然の話だが別に自分が出るわけではない。
しかも越智くんは手伝ってくれるし生徒はやる気に満ちている。
また外部のホールでやるのと違っていつもの視聴覚での上演である。
そして視聴覚の復元とてこれまた私は何一つ手伝わないのである。
疲れる理由がわからない。
観劇に来てくれた保護者の方に「先生体調はだいじょうぶですか?」と聞かれたりしていたのだが、
その時はだいじょうぶですと答えたりしていたのである。
でも生徒がてきぱきと復元するのを眺めながらなんだかだんだん弱っていった。
暑かった。そしてだるかった。立っているだけで疲弊していった。

昨年度副顧問・国語科のO田先生は私と同年代であるが、
お母さまだけでなく、なんとおばあさまがご存命ということである。
そのおばあさま御年104歳。(ちなみにお母さまは82歳。十分ご高齢。)
「食欲はあるんですか?」
「この間ステーキを小さく切って出したらね、『ステーキを切って出すなんて!ステーキは自分で切って食べるからおいしいんでしょう!』みたいに怒るんでね。」

やっぱり私104歳はムリみたい。