曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

国語の先生の考えそうなことを考えて生きてます。

1年生国語の中間考査
1年生の先生方で作られたのだが、難しい。難しすぎる。
一人ひとりのあのあどけない顔を思い浮かべるだに、
このような問題が解けるとは到底思われん。
さまざまあって、待ったをかけられなかったのです。(ここに書けないこともあるのだ。)

テスト中、見回りで教室に行って、
「質問は、ありますか。」
と声をかけてもみんなは悲しそうな目でこちらを見るばかり。
うう。気持ちは痛いほどわかるぞ。
ちなみに私が教えているのは「センバツ」とは呼ばれないクラスだ。

こんなことならあの日「ちごのそら寝」の朗読劇などせず、
品詞の練習問題をすればよかったか。
朗読劇と言っても列ごとに役割を決めて読ませただけだ。
そして特にうまくいったとも思われない。
まさに「徒労」という授業だった。

テスト後、廊下でそのクラスの女生徒に会った。
「テストはどうでしたか。」と聞くと、
「難しかったです。」と答えた。
それから、
「ほんでも古文は好きじゃけん、古文とこはできたと思う。」と言った。
びっくりだ。

隣にいた別のクラスの友人が「マジで!?」と聞いている。
彼女は「ホンマ、古文大好きよ。」と答えている。
私はその場を後にしたけど、
もうなんだか本当に嬉しくて、
それから一喜一憂しながら大切に採点しましたとも。
われながら単純な人間です。
平均点は高くなかったけど、なんと欠点は、いませんでした。これはスゴイ!私は嬉しい!!