正月をグダグダ過ごして楽しくネット記事なんか読んでいると、
人から信頼される人になるために、だったか運気がよくなるために、だったか、
「挨拶は自分からしましょう」
「目上、目下は関係なく」
「笑顔ではっきり相手に聞こえる声で」
「実るほど頭をたれる稲穂かな」
などとよく見たフレーズがまた書いてあったんだが、
そんなこと信じて齢60まで愚直に実行してきた身としては、
今そんなもんは真っ赤なウソであると言い切りたい。
いやこの教えが役に立っている人もいるにはいるのかもしれんが、
そんな人は恐らくスタート地点がたいそう傲慢なお人柄なんであろう。
あるいはそんな挨拶なんてしなくてももともと尊敬される人であってその人が自分から挨拶することによって「おおっなんと謙虚な方であろうか」などと思ってもらえるような人なんであろう。
(もしくはその両方かもしれん。)
そのような人はどうぞそのように生きられて皆様からさらに信頼されるがよろしい。
声を出すのもしんどいほど衰弱していても自分から挨拶を続けてきたわけだが、
まあそれでも無視するヤツは多いし、
そもそもそんなにまでして相手から愛想のよい無害な人間だと思われる必要は果たしてどこにあったんだったかここにきて最近疑問になってきた。
ここにも書いたように9月に60歳を迎えたが、
実はその頃からひっそり実践していることがあるので(お勧めはしませんが)ご紹介しましょう。
自分から挨拶はしない。