今日は文化祭でした。
9月下旬にして異常な暑さ、
何度も書いているが私は熱中症体質になってしまっているため、
こうも暑けりゃこの文化祭の練習がそれはそれはきつかった。
一昨日の敬老の日を一日練習すると夜にはもうなにか泣きたいほど体調が悪くなった。
昨日に至って気温はなんと34度、
授業を終えて文化祭準備のはずが保健室へ、
前日だというのにほとんど練習には出られなかった。
さて今朝である。
文化祭当日、
よほど休もうかと思った。
涼しい所で寝ていれば悪化はしないだろう。
こんな私でも舞台当日に休みたいと思ったのは初めてで(緊急手術をした四国演劇祭の朝でさえそれまで行くつもりでいた)、
これは本当に「潮時なのか」と思いつつ、
わずか7分の通勤距離を歩くことができずにタクシーを呼び、
やっとのことで学校に辿り着いた。
直前練習や開場雑事あれやこれやできることをやって、
それから、
今日の舞台を観た。
多くの人が泣いていた。
自分も泣いたのだ。
生徒はうまくなっていて、
観客の拍手と声掛けに輝くような笑顔を見せる。
私も職員室ではいろいろ声をかけていただいて、
後片付けには出られずに森先生やY太先生に迷惑をかけたけれど、
なにかこの気持ち、
この胸の中の思いはまだほのかに光っているようで、
私は今日、行ってよかったのだ、
行って楽しかった、
私はまだ演劇をしていて楽しいのだと思った。