夕方学校帰りにほてほて歩いていると、
ほてほてとは言いながら、徒歩通勤も長年なので、私ちょっと歩くのも速くて、
前を歩く若い女の子たちの4人組を追い越した。
追い越そうとしたその時に「あッ、〇〇先生(←私のこと)!」と声がして、
振り返るとその中の一人が「私、△△です。」と笑いかけてくれた。
卒業生だ。
『すると他の子たちもウチの卒業生?』と思ってふと見ると、
みんななんとなく微笑んですっと一歩後ろに下がった。
あらら、どうやら違うのらしい。
「今日は吹奏楽サークルの人たちとこっち来てて。」
「あ、大学の?」
「ハイ。」(東大である。)
「ああ、(吹奏楽の)定期公演があるから?」
「そう、ではないんですが。」
「そうなの。じゃあ、元気でね。」
「ハイ、失礼します。」
でそのままほてほて帰って行った。
・・・なんで今ごろこんな所に東大の吹奏楽部が??