曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

全国で何が起こっているか。

やっぱり本がいいと客の食いつきが違う。
私も泣いたし、
終わった後も数人の先生がわざわざ「よかったです!」と声をかけに来た。

だいたい観客なんていい気なもので、
普通はこちらが必死で創っていても、
「あそこはもっとああなんだよねー。」なんて平気で言う。
私はじゃ自分でやってみろよここまで来るのだって大変なんだよと思いながら、
「あー確かにそうですよねー。」とか答えてます。
でも今日の観客は「ありがとうございました。」とか言いに来たり、
「考えさせられました。考えていることの上、上を行かれて。」なんて言うのである。
ほんの校内公演なのに「記念公演よりよかった。」とか言うのである。
(私たちその「記念公演の作品」持って全国に行くんでもちょっと気を遣ってほしいと言うか。)

まあ一つ確かによかったことは、
私の周囲はホント気楽に「演劇部なんて全国出れば優勝なんでしょ?前もそうだったし。」なんて考えてる(恐ろしいことにこれホント)んだけど、
「これが去年の全国の最優秀作品です。」と言ったところ、
コトの重大さに少しだけ理解を示してくれた感じがしたということだ。
全国で何が起こっているかちょっとわかってくれたんでしょうね。

というわけで新入生歓迎公演は大成功でした。
新入部員が入り過ぎたらどうしよう、とかいらない心配をしています。