曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

高速走行。

毎朝毎晩高速道路をひた走り、
最近になってふと気づいたことがある。
この短期間に、
通常道路での運転が飛躍的にうまくなった、ということである。
通常道路では高速道路に比べて他の車がみんなものすごくゆっくり動いているように感じられるから、
車線を変更したり何かをよけたり右折したり左折したり追い抜いたり離合したり、
今まで不得意だったことたちを、
なんとも落ち着き払ってやってのけている自分に気づくのだ。
あれほど運転に自信がなかったというのに。
 
こういうのって運転だけじゃないんだろうと思う。
全国に行っていろんな高校の芝居を観たりそこで上演したりすると、
帰って来てなんだか動きやすくなっている自分たちに気づく。
あんなすごい芝居もアリなんだなこんなことするのもアリなんだななんて、
考えもつかなかったことができるできないは別にして当然のこととして体の中にインプットされていくんだろう。
きっと高校演劇の全国大会とかだけじゃなくていろんなプロの芝居を観たりホンを読んだり自分の劇団を動かしたりそういうことをしているとまた自由になることが増えていくんだろうなと思う。
 
閉じこもりがちな性格の自分が外に目を向ける機会を持っている(演劇をやっている)というのは大変ありがたいことだと思うし、
若いうちからそんな体験の入り口に立てた生徒たちも、
かなり幸せと言えるんじゃないだろうかな。