曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

新入生歓迎公演終わり。

終わった、今帰って来た。
拍手が長かった。大きかった。
日曜なのに視聴覚室は60人以上で埋まって、
中で新入生は7、8人かな?
そして劇を観て、
入ります、と言ってくれた。
なんと男子も一人、
入ります、と言ってくれた。
みんなで抱き合って喜んだ。
前観てくれた生徒も先生も友達を連れてまた来てくれた。
ここまですごいんや、とつぶやきながら2、3年生が帰って行った。

そうだよ、ここまですごいんだよ、演劇ってすごいんだよ、
だけど私たちにはいつもこんなことができるわけじゃない、
奇跡みたいな出会いが重なってね、
それから苦労して泣いて笑って長い時間をかけてね、
そうしてたまたまこんなふうな芝居を創ることができたんだよ。

駆けて来る者たちと。
また、この手をすり抜けていく者たちと。
春の風が吹く中を歩いて帰る。
時よ止まれよとまたも思うその幸せその切なさ。