曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

超満員御礼×2。

通常90席のところ椅子やベンチや座布団を足し、立ち見もギュウギュウで、
マチネ123人、ソワレ117人、
超満員の大盛況で定期公演を終了することができました。
本当にありがとうございました。
(マチネでは開演後に来られた5人の方に入っていただけなかったのが申し訳なかった。すみませんでした。)
(あと、人いきれで体調を崩した方が一人、それも本当にすみませんでした。)

こちらが来場を期待していた「新入生」はほんの数名でしたが(←残念!入部してほしかったのに!)、
逆に驚かされたのはアンケートに「『あしたの空き地』は2回目です」「3回目です」「4回目です」「5回目です」と書いてくれた人の多さ。
もちろん新入部員になってはくださらない方々ですが、
この作品やこの演劇部を愛してくれている人の存在の多さを知って驚きました。
また「シアターねこ」は本当に小さな劇場ですが演劇通の方の愛媛の拠点になっていて、
たまたま来松されていたジャブジャブサーキットのはせ氏とかキャラメルボックスの方とか有名な人たちもいらしていたようで後で知ってびっくりでした。
それから遠路はるばる徳島から福岡から川之江から新居浜から、
お忙しい中都合をつけていらしてくださった方々、本当にありがとうございました。(K藤さん養生テープガムテープ必要なものがみな揃っていましたありがとうございました。)
また私の隣に座っていた男性は(←ソワレは私も入ることができたので)演劇関係の方だったみたいで、
照明機材はどうしているの?え、プロの照明が入っているの?定期公演させてもらえるなんて恵まれているなあ、みたいなことをおっしゃって、
私はこの学校に来て4年、
何一つ形にできなかったような気がしていたんだけど、
恵まれている、本当に恵まれているんだなあと改めて思いました。

で、芝居の中身ですが、
特にソワレ、実は今までで最高の出来でした。
特に主役のN恵、素晴らしかった。
何度聞いたか知れないセリフが次々と知らない色合いを帯びて発せられるのです。
こんな芝居がしたかった、どうしたらここにたどり着くんだ、それにしてもなんてみんな生き生きしているんだ、
手を放れて輝く生徒たちを観て私自身が泣いていました。(まあよく泣くんですけども。)
筋も初めてこんな話だったんだなとわかったというか、おかしなことですよね、今まで何か違和感を感じていた部分がドラマの塊の中に初めて溶けていったというか。
いろんな人がいろんなふうに(有形無形に)アドバイスを私にぶつけてくるんだけど、
それらのなにがしかの不満というのは彼ら(もちろん審査員も)の言う方法では解消されないのであって、それらがこんな形で雲散霧消、解決されていった、とでも言うんでしょうか。

昨日だか一昨日だか部員のD井(♀)が「上を向いて歩こう」とか言っていたので、
なんだか彼らはここを読んでいるのかもしれない。
じゃあ昨日のことは書いておかなくちゃね。と思って書きました。
みんなは昨日の今日で朝から隣町で部内体育大会を開くんだとか言っていたけど、
1日2回公演やって後片付けして9時解散だったというのに本当にやったんだろうか。パワーが底知れないわ。