曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

母の日。

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家の中の観葉植物も、
いつのまにか増えてますでしょう。
 
さて左端のベンジャミンの鉢カバーは、
実は火鉢でして、
これは実家からもらってきたもの。
父母が新婚時代に買ったという古いもので、
実家を建て替えるまでは庭の蛇口の水受けに使っていたのを覚えている。
「通りかかった近所の人から譲ってくれないかと言われたけど思い出のものだから断った」、と当時母が話してくれて、
もちろん普通の火鉢だろうけど、
幼心にあれは大切な物だと思っていました。
 
それが今ではで兄の部屋の洗濯物置き場になっていて、
だからこの正月ふとしたきっかけで「あの火鉢をもらえませんでしょうか。」と言ってみたのだ。
兄はいっそ嬉しそうでホイホイと洗濯物を除けて火鉢を抱え、
「それはおまえがもらってくれたらその方がお母さんも喜ぶわ。」と、妹の車まで運んでくれた。
で妹と二人でマンションのエレベータに載せて運んで今ここにあるわけです。
父と母の新婚時代、
この火鉢は父と母に火鉢として使われていた。
昭和のあの時代、
冬の暖房と言えば火鉢だったのだろう。
父が亡くなったのは8年前。
母は今実家近くのホームにいる。  
兄は俳句をかじり始めた。
 
  施設一美人の母よ遠霞