曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

迷ったら、行け。

なんと、今日、松山に出かけた。
あのコウカミ・ワークショップがあった新居浜をすら遠いと感じるこの私が、いきなり、今日、松山。
あり得ない。

国語科のH先生(女)にご長女誕生、そのお祝いを届けるのが教科主任である私の役目だったからだ。

「国語科はどうせお祝いに病院行くだろう? その時に学校としてのお祝いを渡してもらって・・・。」
「行きませんよ! 相手は松山なんですよ!?」
と、先日教頭に宣言したばかりだったんだけれども、
同じく国語科のT先生(女)から、「乗せて行きましょうか。」と言われ、
ケータイでH先生に確認したところ、「病院にいるのは今日までです。」と言われ、
じゃ、今日、松山、行こうか、とは、あいなった。

T先生の運転はアグレッシブである。
軽であのスピードで高速をぶっとばすのもすごいけど、
病院に着いて駐車場にバックで入れるそのスピードにも恐れ入った。
ガーッとバックして、ドッシーンッと壁にぶつかった。
「ああっ!! 大丈夫でした!?」
と言われたけど、私が車に言ってやりたい。
幸いバンパーだったらしく、傷はついていなかったということである。(ホントかな?)

T先生は運転中往復4時間弱ほぼしゃべりっぱなし。
持ってるパワーが明らかに私と違う。
昨日の苫小牧・早実の決勝戦で斉藤投手にほれ込んでしまったらしく、
今日の決勝再試合が見られないのをしきりに残念がっていた。
しかし折も折、
ちょうどH先生に会った後、待合室を通りかかると、9回表の最後の場面、
二人とも足を止めて画面に見入った。
最後はドラマのような両投手の直接対決、斉藤投手がそれを制する。
大病院の待合室の、大きなテレビの大画面。
まったくいいときにやって来た。

帰りの運転でもT先生はご機嫌だった。
そうして、
私って、迷ったら、行けって思っちゃうんですよねー、と言った。
「今日は本当にありがとうございました。」と、私。
「いえいえこちらこそ。学校にいたら斉藤くん見られなかったわけだし。」と、T先生。
そして最後にこう言った。
「斉藤くんにハンカチをプレゼントしてあげたい!」

T先生、ありがとう。