曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

2006-01-01から1年間の記事一覧

県大会まとまらない報告。

この県大会ほど幸せだったことはいったい今まであったのだろうかと思った、 そんな三日間でした。 リハーサル室で本番を待つ間、 彼女らはバレエ・バーに足を乗せてダンサーの真似事をしたり、 それぞれの後ろに立ってマフラーをリボン結びにしたり、 ピアノ…

ありがとうございました。

県大会、優秀賞をいただき、四国大会出場が決まりました。 嬉しい。 本当に嬉しいです。 詳細はまた書くと思います。

行って来ます!

というわけで明日出発します。 県大会頑張ってきます!

人並みはずれた努力を長年に渡って継続できる才能。

今日は文化公演会。 本年度川之江高校文化講演会は福島敦子氏の講演だった。 福島氏はイチロー選手の奥さんのお姉さんでもあるそうだ。 イチロー選手は天才じゃなくて努力の人だ、 彼に才能があるとすれば、 「人並みはずれた努力を長年に渡って継続すること…

緊張してんのか力が余ってんのか、鼻血だよこりゃ。

昨日の通しがよくなかったのにもめげず、 今日も攻めの姿勢で演出を続ける。 自分を信じる。 責任を取る。 悩む時間にやるべきことをやる。 今までの人生で決してできなかったことを私は今黙々と続けている。 (黙々とではないな。) (爆笑しながら?) (…

われわれは遠くから来た。そして遠くまで行くのだ。

教室でのたくさんの笑い話と、 片付けようとして片付いてない仕事と、 だけどもうなんにも書く気がしない。眠いから。 祭りに至るにはまだまだ苦しまなければならない。 「プロセスとしての幸せ」は、 それが「プロセス」であるゆえに必ず少なからずの不安を…

祭りがやって来る。

祭りだ。 祭りが来るような気分だ。 芝居を創り、 スタッフは法皇(畳の間)で「県大会のしおり」を作り、 また小道具の1年生が缶ジュースの中身を抜いて湯飲み茶碗でみんなに振舞う。 交流会の出し物はまたダンスらしい。 きっかけ合わせの打ち合わせをす…

健闘を祈るよ。(読書感想文2年生選評 H11全校プリント掲載)

読書感想文というと思い出す作品がある。高校時代、後輩が書いたもので、リルケの詩集の感想文だった。県で入選か何かをしたのだろう、学校新聞に全文が掲載されたために読んだのだ。妹の友人の書いたそれは、「詩の感想文」というよりは、まるでそれ自体が…

越智君が来てくれた。

越智君が来てくれた。 彼は実はわが部のコーチだ。 自分が書いた「花柄マリー」を初めて観劇、 めちゃめちゃ喜んでいました。 しかしやっぱりこの人は能力が高い。 目指すものが同じであって、アプローチの仕方が違う。 これは本当にありがたい。 本当にこの…

「ヤマト魂」先生。

今日もほてほて記念館へ。 だけど放課後になってからもう1時間以上も経っている。 練習参加がだんだん遅くにずれ込んできた。 県大会まであと一週間というところで。 放課後は小論文指導があるからだ。 現在10なん人だかの小論文を抱えている。 平均して…

まだまだというかいつかたどり着くのか。

放課後は台本と水の入ったペットボトルを持って、 ほてほてと記念館に向かう。 記念館はやる気のある女の子で満ちている。 練習を始める。 確かに面白くて笑ったりもするけれど、 芝居のために芝居やってるって感じるところもあって、 自由じゃないなあって…

自分を信じて。(読書感想文3年生選評 H14全校プリント掲載)

実は私、この言葉が嫌いで、誰かが誰かをこんな調子で励ましているのを聞くと(漫画とか、新聞のヤング・カウンセリングとか)、おいおい、いいのかい自分なんか信じちゃっても、とか思う。 しかし読書感想文を書くときは、これは別です。読んでいて思うんで…

風邪禁止。

風邪は引くな。 風邪を引いたらマスクをしろ。 「特に、私にうつすな。」 と、常々あれほど強く言ってあるのにかかわらず、 寒くなるとすぐに勝手に風邪を引いて、 ぐずぐずくしゃんくしゃんを連発、 そしてみんな仲良くすり寄ってうつし合うのが女子高生だ…

冬が来るから。

夕べは窓の外で風がざあざあばさばさ一晩中吹き荒れて、 冬が来るぞ、忘れるなよ、と訴えるので、 2時頃にふっと目を覚まして、 まさかと思ったけど朝まで眠れなかった。 今日は一日中眠いんだろうな、と思っていたけど、 急に冷え込んだので、 寒くて縮こ…

越智優のこだわり。

越智君はすごく緻密な本を書くんだけど、 自分の脚本を私が手直しすることには意外と寛容です。 特に脱稿した直後は(しばらく脚本なんか見たくないからでしょう)、 「え、変更ですかー? いいですよー、適当にしといてくださいー。」 みたいな感じである。…

プロセス。

書き換えてから初めての通しは59分ジャストだった。 めちゃくちゃだったけれどわくわくする。 少し削る。 あそこをああする。 ここはこうして。 あいつはああなる。 あいつはこうくる。 あのシーンはこうだ。 もっといける。 まだまだまだまだなんだけど。…

志望理由書のことなんかもう考えたくもないぞ!!

いくら国語の教員だからって、これだけの数、直してられっか!! もううんざりうんざりうんざりだ!! 夕べ遅くにやっと終わった!! 後はセンターあり推薦だから月末まではない(ハズだ)ぞ!! 練習に行って来るぞ!!! 演劇部以外のことを今日の私に話し…

越智君読んでー。

このブログの「書庫」のことなんですけどー、 最近「演劇部」と「その他」しか使ってないみたいなんですねー、 んで、私としては今あるの以外に、 「昔の文章」 「演劇部以外の生徒とか」 「国語の授業」 「学校行事」 みたいなのがほしいんですねー。 あ、…

Mあに。

国立文系クラス、 むちゃくちゃ国語のよくできるM君は、文学部志望。 中国言語文化を志望する理由に、 三国志の人間模様に感動したから、と書いてきた。 しかし話を聞いてみると、 「源氏物語」から「古事記」、「雨月」、「史記」、「十八史略」、 なんと…

Rパパ。

大道具を作っているのだが、これが苦手である。 釘が打てない、ノコギリが扱えない。 いや、生徒ではなく、私が。 作れない、指導できない、もどかしさ。 なにせ生徒よりヘタなのである。 普段いばっているだけに立つ瀬がない。 立つ瀬がないことなんか何で…

日本ランキング。

私立文系。 古文の時間。 読書百遍意自ずから通ず、と唱えて一斉読みをさせる。 漢文じゃなくて古文だけど、 後について読ませるのでなくて、 私と一緒に一斉読み。 読み終えて、 「今最後まで私と一緒に読めた人は、なかなかいい。先生は読みがうまい方です…

アウフヘーベンとか思ったのによ。

原点復帰とアグレッシブは、真逆とは限らなかったよ。 アグレッシブに行こうとした先は、もしかしたら原点だったかもしれない、 なんて感動したりしていたのに、 さてスタッフにかかりきりだった数日を終えてキャストに向かってみれば、 ひどい。 全くうまく…

打ち合わせに行った。2

松山駅の待合所で, 動画のパネルがエンドレスでいろんなCMをやっていた。 二つ、映画のCMがあった。 「誰も知らない」っていう映画、観たいと思っていたけどもちろん私は観に行ったりとか借りたりとかしないんだけど、 その監督が、その主人公の男の子…

打ち合わせに行った。

松山まで電車で出かけた。 遠出は苦手で、 しかも重要なことを決定して帰って来なければならない会なので、 ここ数日のプレッシャーと言ったら情けないほどであった。 私は電車に酔うので、 電車の中では酔い止めを飲んでいても何もできない。 ただ外の景色…

授業している。

落ち着いて授業している。 誰だこの人。

今日のこと昨日のこと明日あさってそれから県大会。

生徒を乗せてホームセンターへ向かうその10分間で私は車に酔う。 自分が運転しているのに酔う。 でも行った。 自分にしては上出来。 帰って来て印刷したばかりの脚本を手に照明のきっかけについて話し合う。 舞台平面図も正面図もかけていない。 明日です…

どちらも真実。

「原点に帰れ。」 「アグレッシブに行け。」 どちらも一見真実を見据えたアドバイスに聞こえる。 けれどもこの二つが180度違う方向を示すこともある。そりゃあある。ホントは真逆だ、この二つは。 どちらもまことしやかだから、 自分に甘くなっていること…

決めることが多すぎて。

胸がはたはたとして目が覚める。 手に余る。 何もかもが。 日曜の部活はできるかどうかわからない、詳細はメールで連絡するから自宅待機、と言っておいたが、 ゆうべ部長からメールが来た。 「こんばんは! 明日、もし、なにも無くても部活しようと思います…

現在私の労力はこんなところに注がれています。

生徒の志望理由書を添削している。 去年は医者になりたくなったり歯医者になりたくなったり獣医になりたくなったり看護師になりたくなったり理学療法士や物理や数学やコンピュータの研究をしたくなったりしていたが、 今年は国立文系なので、圧倒的に教員養…

世の中で一番大切なものは何であろうか。(読書感想文3年生選評 H9全校プリント掲載)

世の中で一番大切なものは何であろうか。 ある日友人とそういう話をすることがあって、私は思い切って『震える心』であると言おうとしたが、友人が先に答えた。それは『揺れる魂』であると。 読書感想文とは、その『揺れる魂』がいかに震えたかの記録であろ…